俺様王子と地味子な舞姫


「あははは!!!!」

「い、いつまで笑ってんのよ!」

「ごめん・・あまりにも答えが予想外だったもんで。」

そういって目尻に溜まった涙を人差し指で拭う。
こういう何気ない仕草でも様になってる・・・。

「何?しぃちゃんは俺にこき使われたいの?」

思わず見惚れてボーっとしていた私に爆弾が落とされた。

「と、ととととんでもないです!!全力で遠慮させていただきます!」

「嘘。冗談だよ。」

よ、よかったぁ~・・・