「ねぇ・・・楓華・・・。どんな顔して龍樹に会えばいいと思う?」

やっと戻ってきてくれた楓華に言うと、

「そんなの、普通にしてたらいいじゃない。」

「そんな、普通にできないよ・・・。」

「まあ、しぃは思ってること顔に出ちゃうからね・・・。舞の稽古とかしてると大丈夫なのに。」



どうしよう、どうしようと考えてるうちに・・・

「来ちゃった・・・。」

問題のあの人が登校してきた。


しかも・・・



「大量の女の子を引き連れてのご登場・・・。」