(どうしよう・・・ドキドキがとまらない・・・。)



「今日学校行けるのかなぁ・・・。龍樹にどんな顔して会えばいいかわかんないよ・・・。」










あの後龍樹は、私をそっと抱きしめて・・・、

「しぃの舞ってる姿、すごく綺麗だった・・・。」

そう言って、私の頭を撫でて、また明日なって言って帰ってった。

もちろん私は思考停止。龍樹と入れ違い様に楓華とお母さんが来たのにも気づかないで、龍樹が戻っていった方をしばらく眺めていた。