俺様王子と地味子な舞姫


「あ、あの!咲倉君!私が舞姫だってこと、誰にも言わないで!!」




何をそんなに必死になるのか、俺の服にしがみついて今にも泣きそうな顔でお願いと言った。
ダメだ・・・。こいつといると調子狂う・・・。こいつ絶対無意識にやってるだろう。




「分かったよ・・・。その代わり・・・。」