舞台から降りると、一気に緊張が抜けてその場に崩れ落ちそうになった。
「お~、危ない危ない・・・。」
辺りを見回しても誰もいない。まだ観客席から抜け出せないのかな?と、のんきに考えていたら・・・、
「おい」
「ひっ!」
いきなり後ろからかけられた声に驚いてしまった。
振り向くと、そこには見覚えのある顔が・・・。
(さ、さささ咲倉君!?)
そこにいたのは、隣の席の咲倉龍樹君だった。
(冷静に、冷静に・・・)
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…