「もう・・・。ほんと無自覚なんだから・・・。」

「え?な・・・」

「あの!!」

誰ですか・・・私の言葉をさえぎるのは・・・。

顔を上げると、そこにはクラスメイトの男子が2人。目線の先はもちろん楓華。

「あの!大島さん!俺らと一緒に桜祭り行きませんか?」

あ~あ~。そんな顔真っ赤にしちゃって・・・。

楓華に話しかけた人は、学年で格好モテる人らしい。楓華情報です。

(そんな人たちに誘われる楓華って・・・)