ありがとう楓華・・・。私、精一杯頑張って舞うよ。お姉ちゃんの為にも・・・。






「よ~し!自信がついたところで、しぃにはおしゃれしてもらわないと!」

「え~!?本番はちゃんと衣装あるよ?」

「なーに言ってんの!普段に決まってるでしょ!もう少し派手な格好しなさい!」

「・・・。」

今の私の格好は、ショートパンツにハイソックス。上が赤のTシャツに黒の丈の長い上着。

「だって、これが動きやすいし・・・、地味な格好が落ち着くし・・・。」

「問答無用!!!」

「ふぇっ!?ちょ、ちょっと!楓華!?」


その後私は楓華に連れまわされ、くたくたになって家に帰ったのでした。