俺様王子と地味子な舞姫


でも、そんなことはなかった。

ふと目の端に映った黒い影。その正体は、1匹の黒死蝶・・・。

それが、嘘じゃないと告げる。でも私は諦めが悪いから、これは夢なんじゃないかって思った。

そうしたら、蝶が私の手の甲に止まった。

虫独特のくすぐったさが、夢じゃないと告げる。