言葉を失って固まっているお母さんや、その後についてきた他の人たちを置いて、私はお姉ちゃんを起こしに行った。 「おねえちゃん?あさだよ?ねえ、こんなところでねてたらかぜひいちゃうよ・・・。はやくおうちにかえろうよ・・・」 何度揺すっても起きない。引っ込んだ涙がまた溢れ出す。 「ねえ、おねえちゃん・・・。もうすぐでにゅうがくしきなんだよ?かぜなんか、ひいたら・・・でれなく、な、なっちゃうじゃん・・・」