俺様王子と地味子な舞姫


どうしてか分からないけど、涙が次から次へとあふれてきた。

はやく、はやく、お姉ちゃんのところに行かないといけない。その思いだけが積もっていった。

「おかあさん、お、おねえ、ちゃん・・・こっち、に、いっる・・よ」

お母さんの手を引いて歩き出した。