「おねえちゃんのとこにいくの」
そう言ったら、お母さんだけじゃなくて、その周りにいる人たちまでもが顔を真っ青にした。
「しぃ?あのね、お姉ちゃんたち、昨日の夜から帰ってこないの。だから、今皆で探してるけど見つからないの」
お母さんはきっと私がお姉ちゃんが境内のどこかにいると思ったんだろう。
「いるよおねえちゃん・・・。もりのなかにいるよ・・・。だからおねえちゃんにおはようっていって、おつかれさまっていうの・・・。まだ・・・さ、さむいか、ら・・・はや、はやく、おうちのな・・・かに、いれ、て、あげる・・・の」
