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「はあ、はあ・・・」

暗い森の中、少女は木の上で息を整えていた。

「・・・ふう・・・。そろそろ、決着つけますか・・・。」

そう一人呟くと腰に差していた鞘から太刀を抜き、左手を添えた。




「我の力を吸い、対魔の剣と成せ・・・。急々如律令・・・」




左手が添えられた刀が発光し、少女はそれを強く握りなおすと、木の上から飛び降りた。


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