「さあ!行ってこーーい!!」

「おうゎっ!?」

ちょっと待て!心の準備ができてないのに押すな!!



「死ぬ気で行かなくても、王子はもう振り向いてるよ・・・」

なんて楓華が呟いていた事に私は気付く筈もなかった。