好きな音。



「うたちゃんたちって、怖いもの知らずなのかな」
「…どう、なんだろうな」


叶夢くんたちが、言ってることは気にしないことにした。



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「いぃなー」


さっきから同じ事しか言わない優奈を横目で見る。


「いぃなぁぁー」
「何がよ」


ため息混じりに聞く。


まぁ、優奈が何を言いたいのか、だいたい分かるけど。


「だって、あんなたくさんのイケメンに囲まれちゃってさぁ」


ほらね。


「しかも、何あの奏音くんを誘導する、音也くんとの連携プレー。いぃなぁ…」


はぁとため息をつく優奈にこっちがため息をつきたい。


「優奈には梓くんがいるじゃない。それにうちの男バスは、イケメン揃いで有名じゃない」
「梓は、梓っ!それに男バスなんて、あの4人には適わないもんっ」


キーっと怒り出す優奈に、はぁとため息をつく。


イケメン好きの優奈には、困ったものだ。