ブーブーブー♪~





「で、電話だ」





「あ?…誰だ?」



「あの…知らない人から」




怖い…どうしよう、手が震える。




「貸せ!」




洋介に言われたまま、電話を渡すとどこかへ行ってしまった。




え?どこ行くの?…聞きたかったけど



聞けなかった。




あたしって意外と奥手…。