「優人!!」



あたしは優人に抱きついた。優人は抱き返してくれる…。



幸せだ。




「大丈夫なのか?美咲…。」





「全然!!…優人は知ってるの?あたしのこと…。」



「あぁ。美咲のお母さんに聞いた。全部な」




そっか…優人、知ってるんだ。