俺は零を軽く睨み言った。
『零からやったんだからな。
どうなっても俺、知らねぇからな。』
マジで知らねぇーぞ?
零、壊れるかもしんないけど怒るなよ。
俺は右手を零の後頭部に回し、
左手を零の腰に回す。
とろけて崩れないように俺が支えてやる。
自分で自分を止める自信がない。
まだ二十歳を超えてない零を本気で襲いそうになった。
でも誰かが廊下を走る音が聞こえて我に返った。
ここは、学校だ。
それを思い出した俺は少し、力を抜いた。
まだ零に1番伝えたいこと、伝えれてないんだ。
俺はキスの合間に
『零……愛してる』
と、囁いた。
”愛してる”
この言葉の深さも重さも俺には分からない。
ただ1つ。
好きなんかと比べモノにならないくらいの気持ちを表すことができる言葉だ、
ってことだけが分かった。
そして零も
「先生…愛してる」
とろけそうになりながらも俺に伝えてくれた。
零。
もう俺の隣からいなくならないでくれ。
俺の手を離さないで。
ずっと傍にいてやるから、
だから俺の傍を離れんな。


