「まぁ、おまえはそのまま自分のペースで進めばいいんじゃねぇの?ガキはガキなりに」 「―――…子供扱いやめてよ…」 真弥さんに子供扱いされると、何か嫌だ。 …対等に見てほしいのに。 「……別に、今はそれでいいだろ?何でも、今からなんだし。周りを気にして大人になるのはどうかと思うし」 「………」 また、出た。 不意打ちの真面目な真弥さん。 何だかんだで、私のことをちゃんと見てくれてるような言葉。 何で? 私のことなんて、どうでもいい存在なんじゃないの?