「じゃあ、さっさと投げろよ。1回当てるくらい、簡単だろ」 急かす真弥さん。 二人とも鬼だ…。 「………当ててやるから!見てろよ!?」 私は真弥さんに向かって、ビシッと指を指す。 「さっちゃん、おっとこまえ~!」 和希さんは楽しそうに拍手をしている。 いや、私は楽しくないんですけどっ。