「じゃあ…3回ダーツ投げて、1回でも真ん中に当てたら貸してください!いいでしょ!?」 「あ、それおもしろいじゃん」 和希さんも何故かノリノリだ。 「そんな簡単なことかよ。安すぎるだろ」 「ケチ!それくらい、いいじゃん!」 「そーだそーだ!ケチケチー!」 茶々を入れてくる和希さん。 かっ、かわいい! 「あー。うぜぇ…」 そんな私たちに、真弥さんはめんどくさそうな顔をしてる。