「――って、えっ!?」 離れたはずなのに、私の身体は再び真弥さんに引き寄せられる。 「バーカ。油断すんなよ」 真弥さんが首を曲げて私の顔を覗き込む。 今にもくっついてしまいそうな距離。 二人の髪の毛が触れ合って、くすぐったい。 そして、真弥さんの笑顔。 …その顔もズルいんですけど。