必死に否定する私に和希さんが近付いてきて、至近距離まで顔を近付けられる。 「さっちゃん?真弥ってね…」 和希さんが耳元で囁いた。 「―――」 「そういうこと。…さっちゃん自分の気持ち、素直に信じてみたら?俺はさっちゃんのこと『友達として』応援するから」 「………」 私は何も言えなくなって、頷くしかなかった。 「じゃあね」 と言って、和希さんはビルの中に戻っていく。