その声に、和希さんが顔だけを向ける。 私も同じようにその声の方を見る。 「あれ?祐未?何でこんなとこいるの」 えっ?知り合い…? 「…会社の飲み会の帰り」 「あ、そうなんだ~お疲れさま」 和希さんは私を抱いたまま、にこにこ笑いながらあっけらかんと応える。 っていうか… 女の人の、し、視線が怖いんですけど…。 和希さんを思いっきり睨んでる…! もしかして… 和希さんの彼女さん!? そう思ったのと同時に、女の人の視線が私に向いた。