「美瑠莉~!!  起きなさぁい!」


 いつもの朝…

 いつもの朝ご飯…

 (はぁ… マジつまんない…)


 「あんたなんか言った? さっさとご飯食べて行きな!!」


 「…っ…!?」


 (お母さん…エスパー!? これから気をつけなきゃ!)



 「遅刻するよぉ~」

 慌てて時計をみると


 「やっば!! 7:55!!  行ってきまぁすっ!!」


 「ご飯食べてかないの!? ちょっと美瑠莉!!」


 (ご飯なんか食べてらんない!! 今日からテストなのにっ!!)


 



 ドンッ!!!




 「……いったぁ……誰よイキナリ……」