HRが終わって教室で帰り支度をしていると1年生がやってきた。

1人は絡まれてた可愛い感じの子、もう一人は生徒会長の妹の蓮君だった。

生徒会長と仲のいい私は蓮君とは以前から少しだけの交流があった。

「篠宮先輩、姉ちゃんから伝言あるんで伝えに来ました。それとちょっと用があって…」

あぁ、それでわざわざ…

「ありがとう。何?」

「今度の生徒会までにこの前渡した書類仕上げないといけなくなったって。」

え、ほとんどできてないのに…

「そうなんだ…」

「あ、間に合いそうにないんだったら手伝うっていってました。」

「大丈夫、なんとかなるから。」

会長忙しいだろうし、迷惑掛けれないもん。