ついにお昼が来てしまった。

憂鬱だな…

「琉音先輩♪」

上機嫌でやってきた海里くんを思わずスルーしてしまった。

「先輩、無視は酷いです。」

「ごめん、ぼんやりしてただけ。」

私が返事をすると海里くんに

「屋上行きましょうか。」

と言われて2人で屋上へむかった。