恋敵は王子さま!?

練習をしている中橋先輩はいつもかっこいいけど、それ以上にかっこいい。


正確に矢を放ち、確実に的へ当てる。


サラサラの黒髪がなびいていて、爽やかすぎる…






「おーい!暇だから遊びに来たぞ!!中橋部長さん。」


後ろから突然声がして振りかえると、王子がいた。
もちろん高嶺先輩。


中橋先輩と高嶺先輩が仲良いのは知っていたけど、高嶺先輩が部活中に遊びにくるなんて初めてだ。



「暇だからって遊びにくるなよ、部活のジャマ。それに、その言い方やめろよ。」


「じゃあ、見学しに来ました。それならいいでしょ。」


そう言って高嶺先輩は、部活の見学を始めた。

中橋先輩はそんな高嶺先輩を気にすることなく、練習を始めた。






・・・何故だろう、高嶺先輩の方から並々ならぬ視線が突き刺さってくる。