【完】俺色の君




「はい、これも。あとこれも、それとこっちも...あ!これも。」



「はい、ちょっと待った。」






私にホチキスと資料をどんどん渡してくる蘭。



蘭はというと....。




「自分だけ、ソファでやすまなーい!もう、生徒会長でしょ?私、こんな生徒会長要らない。」




ぶつぶつ文句を言う私。



「生徒会長だから休んでいていいの。はい、あと5分でやってね。」



「は...?嘘...!ドS!鬼畜!悪魔ー!」



私は文句と暴言を履きながら資料を取ってホチキスでとめて....。



ま、もともと地味な作業は嫌いじゃないからな。