【完】俺色の君



なぜ、今私は命令されているのでしょうか。



「夢!行って来なさい!!がんばるのよ~!」


「亜子さん....やめてくださいってば。」




亜子は一人で燃えながら席に戻っていった。




残された私と蘭...。



すきって自覚してから蘭の顔がまともに見れない。



「おい、行くぞ。手伝えって言ったら手伝うの。」


「...子供みたい。」



蘭はぷいっとそっぽを向いて歩いていってしまった。



蘭...。


何を考えているの?



クラスにきたら私たちの関係疑われるよね。