【完】俺色の君



「夢ー。あ...おじゃましちゃった?」


黒いさらさらの髪を揺らして眼鏡をしていた。




そこに現れたのはまぎれもなく...蘭。



ど、どうしよう...。



今の話聞かれてたら...。



「今の話聞いてないよね!?」


「は?...聞いてないけど。」



蘭は不思議そうに首をひねった。



亜子は目が♥になっている。



...。


「生徒会資料まとめるの手伝え。」


「...。」



なぜ?