「今日からよろしくね。奈緒美さんから聞いてるよ。緋色夢ちゃん。」
髪が金髪でふわふわしている可愛いえくぼの男の子がそういった。
目がパッチリしていてそこらの女の子より可愛いんじゃないか?
「あの...申し訳ないんですが、私護衛、要らないんで。」
私の言葉でしーんと静まり返った部屋。
「それは無理だな。」
そうつぶやいた人もまたイケメンで茶色がかかった髪を軽くセットしてあって綺麗な整った顔をしている。
じゃなくって...。
「無理ってどういうことよ!?」
あんたたちが帰ればいいことよね。
「もう、奈緒美さんと契約しちゃったんだ。」
一番年上そうに見える黒い髪のインテリ系のイケメンもそういった。



