「キャーッ!たのしーっ!」
「クスッ。夢は本当に良く笑うね。」
今、俺らはもうスピードで進むジェットコースターになっている。
俺は結構好きだけど蘭だったらぜったいに乗らないだろうな。
って、まただ。
俺は蘭に気を使っているのかわからないけど夢といるときも蘭のことばっか。
「うわっー!落ちるぅぅー!」
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ジェットコースターに乗って一通りアトラクションを回った俺らはベンチに座ってクレープを食べていた。
「本当にありがとね。純一!たのしかったぁ。」
口の横に生クリームをつけながら笑った夢。
夢は家ではしっかりして見えるけどなんだかんだ言ってまだ危なっかしい。



