【完】俺色の君



そして、いつの間にか授業が始まって...


眠くなってきた。




「ふぁ~。」


さっきから見ての通りあくびが止まりません。



いまごろあいつらは何をしているんだろう。



まともに授業受けてるのかな?



って、私お母さんみたいだな。



恋?


ないない...。



高校生になって恋を知らないのもどうかと思うけどね。


「おい、緋色!あくびしない!廊下にたってなさい。」


「え?いまどき廊下に立つ...?」



あ、やばいっ!


思ったこと口に出しちゃった。