【完】俺色の君



コンコンコン!


「蘭?起きてよ、遅刻するよ~。」



...。



でも中から返事もなければ起きる様子もない。



「開けるね。よいしょっと...。」



ドアを開けると蘭の家具が並んでいて部屋全体は黒と白を貴重としたモノトーンカラーだった。



かっこいいな。



私の部屋は白とピンクだから。



そして、ベッドに寝ている蘭。



綺麗な寝顔は無防備で改めてまつげ長いなとか綺麗な肌とか...。



「って、そうじゃなくて!蘭、起きてよ。」



全然起きない蘭の肩を揺さぶった。


でも...