【完】俺色の君





「うそ。だって二回も告白したのに…駄目って………。」


これは夢だ。




きっと今すごく幸せな夢を見ているんだ。




「あれは………美宇と付き合ってたから…。まあ、今もだけど…。」



「だって私、ショックで…苦しくて、」


嬉しいのか何なのか涙が溢れてきた。




「だから…俺だってすげえ…嬉しかったんだよ。」



蘭は顔を赤くした。


信じていいのかな?