【完】俺色の君




「あ…!悪い。取り込みちゅう?」



不意にリビングのドアが開いた。




「あわわっ…。蘭!」



私は動揺を隠せなかった。



「どういうことだよ…。」



蘭の顔がどんどん曇っていく。



「どういうことってこういうことだよ…。……chu!」



純一は私のおでこにキスをした。



「純一!お前……夢も!」



「あははっ!」



蘭、良かった。



また、会えて………。