「蘭…。蘭!」 「夢!危ない!そっちに行くな」 純一と哲が掴んでいる手を振りほどいた。 「離して!蘭!」 私は炎の近くまで行った。 「…め。ゆめ?」 蘭は苦しそうに顔を上げた。 「蘭…。何でこんなことに?」 分かんないよ。 「美宇が勝負しようって…でも俺は何も出来ないから。」 ??? 「意味分かんないよ。蘭…。死んじゃうよ…?」 やだ…。