そんな蘭が俺に頼ってくるなんておかしい。 いやな予感がする。 ふと下から香るラベンダーの香り。 夢のものか…。 落ち着いた気持ちを引き締めてまた走り出した。 蘭、待ってろよ…? 俺にお前の変わりなんて務まらないんだからな…。 夢はお前のことが…。 好きなんだ。