【完】俺色の君




「辛くなったら、言って?」



「え…うん。」



きっと、私にスピードを合わせてくれようとしているんだ。



でも、それはできなんだ。


早く蘭の元へ行きたい。



でも、どの位走った?



息が途切れてきた。


「は…っ。蘭…。」


途切れ途切れに蘭の名前をよんだ。



何があったの?