【完】俺色の君



「夢、髪焦げちゃったね…。」


「哲!?…ちょっと。」




哲はキッチンで皿洗いをしている私の隣に並んだ。



哲の綺麗な指が私の髪をすくい上げた。


「守ってあげられなくてごめん。」


哲…


ううん。


「私は哲がいるだけで心強かったから…」


ありがとう…。


私は最後の一枚の皿を洗い流した。


あと、二十分で出発ね…。