純一サイド 「じゃあ、俺が夢もらっても怒らない?」 俺は複雑そうな顔の蘭に追い討ちをかけるように言った。 俺の言葉に少しだけ怪訝な顔をした蘭だけどすぐに、 「好きにしろ。俺には関係ない。」 と冷たく言い放った。 哲は不満そうな顔をしている。 きっとそれは俺が夢をもらうことに対してではない。 蘭がいつまでも意地を張っているから。 「…そか。じゃあ、そうさせてもらうな。」 俺はそれだけ言うともたれていたドアから背を離し自分の部屋に歩いた。