「…蘭。もうあの事件にとらわれる必要はないんじゃないのか?」 そういったのは蘭でも俺でもない。 「純一。いつからそこにいたんだ?」 「…さあね。ちょっともめてる声がしたから。」 眼鏡を押し上げた純一。 「そうだよ。七年も前のことなんだよ。」 俺も純一の意見に賛成した。