そのときだった。


「キャー!!」




嫌な予感。


目線を向けると…


「哲!火!何で?」


俺らが歩いている道の前から火が迫ってきた。


口で言っても伝わらないでしょうか。


この都会の道の前からですよ…?


「とりあえず走ろう!」

「あ…!」


俺は夢の手を握って走った。


夢は初めてかな…?


俺は二回目だけど…。