【完】俺色の君



「部屋は?あまってる..よね。」



「うん、3つちょうどあまってるから好きに使って。」



私の家って女優の家だけあってかなり広かったりする。



「さすが...。」



「今日が日曜日で本当に良かった。」



だって、学校とかあったらめんどくさい。



「って、夢。同じ高校だから、一緒に行くんだろ。」


「は?そうだっけ...。」



もう一度見渡すと見たことあるようなないような顔。



「お前、自分の高校の生徒会長の名前くらい覚えておけ。」


「はーい。」



適当に返事をした。


蘭ってどうも好きになれないな...。