というか家の警備員なにやってるのよ全く

「悪いけど、私は産まれた時からこの家に捕えられてますけど」

それに加えなんでこんな変人にまで捕えられなきゃならない訳?

フッフッフ

と何やら笑いを押さえるかのように鼻で笑う雅

「何なんですか」

ムカつく

「相変わらず面白い女だ」

と私の手を握る

「何?」

急に引っ張られ外に、そして木の影に連れて行かれる

「今日、会いに来たのは賭けだった
お前の事を調べ、部屋まで解ったが三人部屋
お前以外に見つかったら会えなかっただろ?」

と、雅

「何の話しですか?」

意味が解らない
私と会ってどうしょうというのだろう
大体そんな賭け誰と

「賭けは俺の勝ちだお前は俺の物になれ」

はぁ?

「何言ってるんですか?そんな賭け、誰としたんです?私には関係無いでしょ」

この人、本当に何言ってんだか理解出来ない

「お前をお前と賭けたんだ」

「だからぁ何を勝手な事っ」

「じゃあ、またこんな月の晩に」

「あっちょ」

雅は、また壁を飛び越え外へと出て行った。

全く、なんだって言うの?
本当にイライラする人