雪のように溶けていきそう。 ふいに空があたしを離した。 「もう少し、こうしていたいけど・・・ 俺は部活に行く!!気をつけて帰れよ。」 頭を撫でられた。 そのまま、走って行ってしまった。 あたしはただ後ろ姿を眺めていた。 空に触られたところが熱くて 心臓の音が大きく聞こえた。