ピンポーン。 「あっ、鈴蘭。開けて。」 インターホンをおして、門が開くのを待つ。 「おじょう様、お帰りなさいませ。 今日はなぜ歩いて帰ってきたですか??」 なんか、答えにくい質問だなぁ~。 「いつも迎えだと朝倉も大変でしょ。」 ちょっと偉い感じで答えてみた。 「おじょう様もご立派になられて。 ↑あたしを、なめとんのか?? たった1日歩いて褒められてる!! 「いつまでも子供じゃないつーの。 お腹空いた~。朝倉、ご飯。」