「分かったから。 その代わりに、絶対目閉じる約束。」 空がゆっくり目を閉じる。 あたしは、深呼吸。 空の唇にあたしの唇を重ねた。 心の中で1・・・2・・・3・・・ 数をかぞえる。 10秒経たないうちに唇を離した空。 「まだ、10秒経ってな・・・」 あたしの話を聞かないで 空からキスをしてきた。 「このままだったら俺ヤバイから 今日の約束果たしに行ってくる。」 あたしを抱き締めるとすぐ唯と走って戻っていった。