すべてはじめて


圭一は彼女を先に行かせた。



「秋葉~休憩していいぞぉ」



幸か不幸か俺の休憩時間になってしまった。



ここぞとばかりに圭一がニヤニヤと笑いながら俺を引っ張って行く。