すべてはじめて




「遠藤、バスケットボールなんてどうするんだ?」



勘定を終えたバスケットボールを遠藤に渡す。



「龍知らないの?私達の学校に伝わるおまじない」



遠藤はニコニコと嬉しさを抑えられないといった顔をしている。



「・・・・・」



俺は眉間にシワを寄せて考えた。



そんなおまじないを聞いたこともなかったからだ。



「ここだといけないから学校行こ!」



嬉しそうに遠藤は俺の手を引き学校へと連れていった。